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ゲーム紹介・レビュー RISE FROM LAIR

雑記 2015.05.27 Wed

RISE FROM LAIR

プレイステーション3 ソニー・コンピュータエンタテインメント 2007

ソニーが2007年に発売したアクションゲーム。「人間とドラゴンが共存する太古の世界」という世界観を持つファンタジー色の強い作品であり、農耕技術を発達させるという道を選んだことでその歴史を紡いできた帝国「アシリア」と、機械技術の発達を選択した「モーカイ族」という二大文明の衝突を描く…という、ファンタジーの王道をゆく壮大なテーマを描いている。

世界観の根底にある、「人間と共存するドラゴン」が物語の軸となっており、プレイヤーは空をとぶドラゴンを駆り、アシリア帝国の防衛の任務を帯びたスカイガードの「ロン」となって、この動乱の渦の中に飛び込んでいくことになる。

プレイステーション3初期の作品ではあるが、同機種のコントローラーに搭載されていた左右傾き・前後傾き・左右振りの6軸からなるセンサーを利用し、主人公ロンが騎乗するドラゴンの操作を体感的に行える操作法を組み込むなど、先駆的な試みにも挑戦している。

ここまでは非常に作品の評価に「プラス」に働く要素が続くが、全体としては、一般的に厳しい評価を下されている作品であり、それはわたしも同様である。

この作品を「厳しい評価」たらしめている最大の要員としてはやはり、その劣悪な「操作性」「ゲームデザイン」が挙がるだろう。本作はプレイステーション3コントローラーに内蔵されたセンサーを用いてドラゴンを体感的に操作すると先述したが、このセンサーの動作認識がところどころ甘く、かなりの「慣れ」を得なければドラゴンを思ったとおりに動かせない…という問題を持っている。ただでさえ不安定な「空中戦」という舞台設定にこの操作性がまじわることによるストレスは本作のゲームプレイにおいて無視できるものではないと思う。

これは私見ではあるが、本作ライズフロムレアのように少しでも特殊な操作性を持つ作品は第一に快適な操作性にこだわるべきで、その特殊な操作性によりプレイヤーにストレスを生じさせることがあってはならないと考えている。

本作のもうひとつの問題点はそのゲームデザインにあり、特に難易度設定に関する部分についての粗さが目立つ。

前提としてこの作品はそれなりに難易度の高い作品であるのだが、ひとくちに「高難易度」といっても、その内容には作品によって大きく質の隔たりがあるものである。例えばシミュレーションゲームであるならば、製作者側から意図を持って敵の配置、増援が設定されており、それについてプレイヤーが考えを巡らせ、戦略を練って丁寧に進めていけば攻略できる…といった高難易度は「質の良い」高難易度であると筆者は考える。「質の悪い」高難易度はこの逆であり、単に通常のモードに比べて、いたずらに敵の能力を上げる、味方を弱くする…といった短絡的な手段によっての調整が図られたものをいうだろう。

本作ライズフロムレアはまさしくこの「質の悪い」の典型のような難易度調整をおこなってしまっている。二大国の衝突を描くというシナリオのテーマ上、ゲームプレイ中には多くの、「二国の戦士が集結し、刃を交える」というシーンがあるのだが、ここで登場する味方の勢力があまりに弱く設定されており、プレイヤーの知らぬ間にゲームオーバー(味方が倒れれば負けとなる)といったおせじにもゲームデザインが良好とはいえない場面が多々見られることとなる。作品としては明らかな欠点であろう。

総括としては題材までは素晴らしいのだが操作性をはじめとする欠点によりそれらを台無しにしてしまっている作品。この手の作品は非常に多く存在するが本作は特にその落差が大きく、購入者の落胆もまた大きいことが予想される。
 
 

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