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ゲーム紹介・レビュー ルーンファクトリーフロンティア

雑記 2015.05.04 Mon

ルーンファクトリーフロンティア

Wii マーベラスエンターテイメント 2008

2008年にマーベラスエンターテイメントがWiiで発売したファンタジー生活シミュレーションゲーム。開発はネバーランドカンパニーであるが、同社は現在事業を停止してしまっている。

ルーンファクトリーシリーズはマーベラスエンターテイメントがその主力に据えるゲームシリーズ「牧場物語」の亜種とも言える作品であり、牧場物語の生活シミュレーションの要素に、ファンタジー色の強い「RPG」要素を組み込んでいることなどが特徴として挙げられる。従来の牧場物語のように農耕の生活をおくることも自由、主人公ラグナが移り住むことになる村のそこかしこに点在するダンジョンに挑むも自由と、プレイヤーの意思によって楽しみ方を自在に変えていける点がシリーズの魅力である。同シリーズはこれまで携帯機であるニンテンドーDSに作品を供給してきており、本作は初めての据え置き機への進出となった。

本作品を構成している要素の軸は大きく分けて1.従来の牧場物語のような農耕生活、2.ダンジョンを探索し、シナリオを進めていくRPG要素、3.人々、特に13人のヒロインたちとの交流を深め、結婚、子供の誕生…という道筋をたどる恋愛シミュレーション要素、の3つであり、それぞれの要素を合わせた総量はすさまじいものとなっている。決して「ただ詰め込んだだけ」ではなく、それぞれの作り込みも丁寧なもので、この圧倒的な質量は本作を優れた作品であると判断するに十分なものであると思う。

作りこみはどの部分も丁寧なのだが、特に2のRPG要素の部分が素晴らしい。ダンジョン探索型と先述したが探索できるダンジョンは、主人公ラグナが住む「トランルピア村」に存在する「わかくさの遺跡」「つるくさの遺跡」「ゆきくさの遺跡」、そして村の上空に浮かぶ「くじら島」の4つである。ダンジョン探索にしたがってシナリオが進行する仕組みであるが、難易度はかなり高めに設定されており、はじめのうちでは最初の階層で力尽きてしまう…といったこともしばしばとなっている。少しずつ主人公のレベルや武器を強化しダンジョンの奥地を目指すというRPGの「王道」の楽しみ方ができるつくりといえるだろう。また、ダンジョンは何度でも戦いが楽しめるようになっており、最奥に潜むボスも時間経過で復活する他、復活後は能力値も大幅に向上するため、この手の仕組みを取る作品にありがちな「はじめのほうにクリアしたダンジョンは敵が弱すぎる…」といった事態も起こりにくくなっている。

また、ダンジョンをうろつくモンスターたちは専用のアイテムで味方に引き入れ、共闘することも可能で、主人公の自宅にモンスター用の小屋を増築した後は複数体のモンスターをストックし、飼育していくこともできる。モンスターにはそれぞれ得意分野があり、農耕の手伝いをさせたり、乗って歩いたりと様々なアクションを取ることができる。

3の恋愛シミュレーション部分についても、13人存在するヒロインすべてに独自のシナリオ、その後の結婚生活までもが存在するなどそのボリュームは十分である。基本的な仕組みとしてはヒロインの好感度が上がっていくにつれてイベントが発生していき、最後に好感度が最高に達したときに「結婚イベント」が発生、これをクリアすれば晴れて結婚が可能に…というオーソドックスなものが採用されている。

結婚イベントについてはあくまで結婚をするものではなく結婚が可能になるというものであるため、全キャラのイベントをひとつのデータで鑑賞する事が可能だが、結婚後のイベントに関しては当然ながら重婚は出来ないためにこれを見ることができない。本作にはギャラリーモードというものも存在しており、結婚の際に挿入されるアニメーションなどもその部分の収集要素となっているのだが、上記の制約のため、全てを埋めることが極めて困難となってしまっている。

そもそも周回プレイなどを行うことが前提となっていないこのような作品の要素としてはいかにも不親切すぎると思う。

総括としては万事において作りこみが素晴らしく、十分に名作と言える作品だと思う。しかし腰を据えてひとつのセーブデータをやりこんでいくタイプのこの作品で、全ヒロインのイベントを回収するために10周以上と常軌を逸した周回が必要とされているのは少々おしい。一度結婚するヒロインを決めてしまえば他のヒロインのイベントは見ることができなくなるというのは無情だと思われるので、なんらかの救済措置のようなものがあっても良かった…と思っている。
 
 

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