アムジスト雑記

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零-刺青ノ聲- 台詞集 一ノ刻「徴~シルシ~」

一ノ刻 徴~シルシ~

強い雨が降っている。辺りは暗い。
横転した車と、投げ出された女性が一人。

体を押さえながら立ち上がる女性。
のろのろと車へと歩み寄っていく。

粉々になったフロントガラス。
車内には男性が一人取り残されている。動きはない。


黒澤怜:
優雨…


場面変わる。廃墟となった日本家屋。
写真を撮る、写真家の黒澤怜。助手の雛咲深紅が声をかけてくる。


雛咲深紅:
怜さん

そろそろ、引きあげましょう

黒澤怜
幽霊屋敷って聞いてたけど

なにも出なくて残念ね…

雛咲深紅:
うわさなんて…そんなものです

これ…積んできますね


カメラの撮影器具を積み込みに、深紅がその場を離れる。
残された怜。カメラがふと、奥まった場所にある通路をとらえる。


黒澤怜:
優雨…?


ファインダーに映り込む恋人の影。
優雨を追い、奥へと進んでいってしまう怜。

気が付くと、どこか知らない場所に立っている。
日本家屋。しんしんと雪が降っている。


黒澤怜:
ここは……?


導くように、奥へと進んでいく優雨の背中を追う怜。

日本家屋の奥、何かが祀られている大きな社。
建物の中に消えてしまう優雨。


黒澤怜:
待って!

わたし…

まだあなたに!


恋人の背に向かって叫び声を上げる怜。
白昼夢が覚め、我に返る。
深紅が戻ってきている。


雛咲深紅:
怜さん?

どうか…したんですか?

黒澤怜:
ううん…

ごめん…


取材を終え、家に帰り着いた怜。
眠りの中で、怜は再び、白昼夢の屋敷の前に立っている。


黒澤怜:
ここは…


屋敷へと足を踏み入れる怜。

夢の屋敷、土間の廊下。
赤い服を着た女性が座り込んでいる。ひどく怯えている様子。


瀧川吉乃:
一緒に死んでいれば

一緒に死んでいれば

わたしだけ生き残ったのはわたしのせいじゃない!

わたしは…

わたしだけ生き残りたくて生き残ったんじゃない!

だから…

みんなと一緒に死んでいれば…

あの時…わたしだけ…

黒澤怜:
あなた…


声をかける怜だが、反応はない。


瀧川吉乃:
生き残ったのはわたしのせいじゃない!

あの女が!

あの女が!

あの女が!

わたしだけ生き残ったのはわたしのせいじゃない!

わたしは…

わたしだけ生き残りたくて生き残ったんじゃない!

だから…

みんなと一緒に死んでいれば…

黒澤怜:
大丈夫?


再び声をかける怜。突然叫び声を上げて飛び退く赤い服の女。
おびえている。

困惑する怜。女性の目線が怜の背後に飛んでいることに気づく。
全身に刺青を刻まれた女が立っている。

恐怖し逃げ出す怜。女が迫ってくる。
出口近く、怜の背中を女の指がかすめる。


刺青の巫女:
久遠の…

眠りを…


現実。悪夢から眼を覚ました怜。
背中に走る痛み。痣のようなものが背中から体に広がり、消える。


雛咲深紅:
怜…さん…?

大丈夫…ですか…?


怜の声を聞きつけた深紅が様子を見に寝室の扉を開ける。


雛咲深紅:
声が聞こえたから、どうしたのかと思って

最近、ずっとうなされているみたいですけど…

昨日だって…


深紅の言葉を遮る怜。


黒澤怜:
大丈夫

ありがとう

雛咲深紅:
でも…わたし!

黒澤怜:
ちょっと…

嫌な夢を…

見ただけだから


扉を閉め、引き下がる深紅。


黒澤怜:
今のは…

夢…だったのだろうか?

とにかく、起きなければ…


寝室から出る怜。
階下から深紅が声をかけてくる。


雛咲深紅:
おはようございます

怜さん


階下に降りる怜。


雛咲深紅:
おはようございます、怜さん。

今日も、一日中雨みたいですね…

今週は特に仕事は入っていませんから、ゆっくり休んでください。

怜さん、最近働きすぎです…

今朝もうなされてたみたいですし、一昨日の取材の時も…

とにかく、今週はゆっくり休みましょう。

雛咲深紅:
あ、そうだ、手紙が届いてました。

あの…優雨さん…宛てなんですけど…


手紙に目を通す怜。差出人には「天倉螢」の文字。


雛咲深紅:
天倉螢さん…て、前にも何通か手紙を頂いてましたよね…

優雨さんのこと…その…

伝わってないんでしょうか…


手紙には、天倉螢が優雨に送ったという「射影機」なるカメラの事が書かれている。
無人となった優雨の部屋に入っていく怜。


麻生優雨:
あ、怜

どうしたの?

黒澤怜:
ごめん…ちょっと聞きたいこと…


優雨の幻は消える。


黒澤怜:
優雨…


優雨の部屋から見つかった古びたフィルム。
現像されたそのフィルムには、夢で見たあの女性が写り込んでいる。


雛咲深紅:
最近、うなされてるみたいですけど…

大丈夫ですか?


既に夜になっている。怜に声をかける深紅。
写真の調査を深紅に依頼する怜。


黒澤怜:
深紅、この写真の女の人なんだけど…

何でもいいから、分かること、調べておいてもらえないかな…

雛咲深紅:
はい…ずいぶん古い写真みたいですけど…

黒澤怜:
優雨の部屋で見つけたの。

分からなければ、それでいいから…

ちょっと…気になることがあってね。

雛咲深紅:
分かりました

分かりしだい報告します…


写真を深紅に依頼した怜は眠りにつく。
気が付くと、あの夢の屋敷の中に立っている。


黒澤怜:
また…この夢…


夢の中で再び赤い服の女性と出会う怜。
話しかけるが反応はない。

立ち去ろうとする怜。その背にはじめて女性が声をかける。


瀧川吉乃:
あなた…

もし…

目覚めたら

お願い…

私をおこして

わたしは…

悪くないの

お願い…


目覚める怜。痛みとともに痣が広がっていき、消える。
階下に降りても誰もいない。メモが残されている。

雛咲深紅:
怜さんへ

先日の女性の件で、少し調べ物をしてきます。

夕方には戻ります。

食事、ちゃんと食べてくださいね。

深紅


鳴る電話。

黒澤怜:
もしもし

雛咲深紅:
あ、怜さん

深紅です

あの写真の女性なんですが、名前と居場所がわかりました。

たきがわ よしの さん

先月に起きた飛行機事故で、一人だけ救助された女性です。

どこかで見たことがあると思って、

編集部の人に聞いたら、教えてくれました。

まだ、入院されているそうです。

病院の場所、言いますね…


終わる電話。


黒澤怜:
瀧川… よしの…?


深紅から得た情報を頼りに、病院へと向かう怜。


雛咲深紅の声:
病院の方から聞いた話なんですけど…

その人…

長いこと眠ったまま…

起きないそうです


瀧川吉乃の病室を訪問する怜。
ベッドに仰向けに寝かされている。身じろぎひとつしない。


瀧川吉乃の声:
わたしをおこして…


フラッシュバックする夢の光景。

突然、瀧川吉乃の顔に刺青のような痣が広がっていく。
見開かれる眼。驚いてその場を離れようとする怜。


瀧川吉乃:
もう見たくない…


静かになる。
再び、瀧川吉乃のベッドへと近づいていく怜。誰もいない。
布団をめくると、黒いすすのようなものが一面に広がっている。


雛咲深紅:
病院へ行ってらしたんですか?


特に言葉をかわさず、シャワーに向かう怜。


雛咲深紅:
あ…


夜になっている。居間に立っている深紅。


雛咲深紅:
玲さん…

眠れないんですか?

あの人…どうなったんでしょうか。

失踪されたって…さっき、テレビで…

玲さん、直前に会ってらしたんですよね…

何かわかる…わけないですよね…


眠りに落ち、夢の屋敷へと導かれる怜。
瀧川吉乃が同じ場所に座り込んでいる。


瀧川吉乃:
こないで!


今までと様子が異なっている。
瀧川吉乃が恐れる黒い影、そして吉乃本人までもが怜に襲いかかってくる。

射影機の力で消える瀧川吉乃の霊。

瀧川吉乃の声:
あなたは…

違うの?


目を覚ます怜。
階下に降りると深紅が日記を手渡してくる。


雛咲深紅:
玲さん…これ…

瀧川吉乃さんの…日記だそうです。

事故でご家族がいらっしゃらないとかで、

病院から、預かってくれって…

病院の方でも、何か…気味が悪いみたいで…

お預かりして、よろしかったでしょうか…

あと…玲さんからお預かりした写真なんですが…

何か、模様が浮かび上がってて…

刺青みたいに…見えませんか?


・浮遊霊のセリフ


葛原蒔絵:
あの人を

知りませんか


葛原梢:
どこに…いったん?


瀧川吉乃:
来ないで!


瀧川吉乃:
来ないで!


瀧川吉乃:
好きで生き残ったんじゃないわ!


瀧川吉乃:
私は悪くない…

私のせいじゃない…

どうして…どうして私だけ…

死んでいれば…

一緒に死んでいれば…

刺青が…

出られない…

助けて…

好きで生き残ったんじゃない…

私が悪いんじゃない…

刺青が…

夢から出られない…
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零-刺青ノ聲- 台詞集 ニノ刻「狭間ノ家~ハザマノイエ~」

ニノ刻 狭間ノ家~ハザマノイエ~


眠りに落ちた怜。
気が付くと、夢の中で瀧川吉乃がうずくまっていた場所に倒れている。


黒澤怜:
ここは…

昨日の…あの場所…?


夢の屋敷へ進んでいく怜。
雪の降る、無数の墓標の立ち並ぶ中庭に出る。
白昼夢で怜が見た光景。


黒澤怜:
この場所は…

あの時の…


奥の屋敷へと通ずる扉を開く怜。子守唄のような旋律が聞こえてくる。


少女の声:
ねいりゃさよ

はたて


優雨らしき人影が現われ、奥へと消えていく。


黒澤怜:
優雨!


優雨を追い、扉の中へと進む怜。夢はそこで途切れてしまう。
目覚めた怜の背中から広がる痣。


黒澤怜:
あの白昼夢と同じ、お墓のある中庭…

あの時は…奥に優雨が…


階下で電話が鳴っている。


黒澤怜:
はい、黒澤ですが…

雛咲深紅:
怜さんですか?

深紅です。おはようございます

昨日の女性の件で、編集さんから頂いた資料をまとめたので、お見せしようと思って。

すみません、私の部屋の机に置いてあるんですけど、よかったら目を通してみてください。

私も…少し気になってしまって…

少し調べ物を済ませたら帰ります。

黒澤怜:
わかった

ありがとう


電話切れる。
深紅の部屋にて資料に目を通した怜。
机の上に伏せられている写真立てを見つける。


黒澤怜:
深紅の写真だろうか…?

深紅と、優しい感じの男性が写っている。

彼氏…というよりは、兄妹…だろうか。

普段から明るい彼女だけど、こんな安らいだ表情の深紅は、あまり見たことが無いように思う…

身寄りを亡くされたと聞いていたが…

この人も…


・浮遊霊のセリフ


瀧川吉乃:
あなたは…

違うの?


久世夜舟:
破戒を…

巫女を止めねば…

大工を集め…

忌みの柱とし…


鳴海天涯:
まだ足りぬ…


宮大工:
来るな!


・雛咲深紅に調査を依頼する場合のセリフ


雛咲深紅:
玲さん、眠れないんですか?

・汎用

雛咲深紅:
今日も雨ですね…

雛咲深紅:
怜さん、ちょっと働きすぎです…

少し休んでください

雛咲深紅:
良かったら、一緒に寝ますか…?

雛咲深紅:
最近、うなされてるみたいですけど、大丈夫ですか?


黒澤怜:
深紅、この写真について、調べておいてほしいんだけど…

お願いね。

雛咲深紅:
わかりました

わかりしだい報告します
 
 

零-刺青ノ聲- 台詞集 三ノ刻「鎮メ唄~シズメウタ~」

三ノ刻「鎮メ唄~シズメウタ~」

遠くから聞こえる唄:
ねいりゃさよ はたて…


夢の屋敷に倒れている怜。
どこかから唄が聞こえている。


黒澤怜:
ここは…

遠くから聞こえる唄:
ねいりゃさよ はたて…


優雨の姿をした人影が、屋敷の奥へと消えていく。
優雨を追う怜。あの白昼夢と同じ中庭にたどりつく。

白昼夢で優雨が消えていった扉。開かない。


黒澤怜:
やっぱり、ここはあの時の場所…

あの時と同じなら、この奥に優雨が…


屋敷の奥へと進んだ怜は、無数の人形で飾られた祭壇へと辿り着く。


遠くから聞こえる唄:
ねいりゃさよ はたて…

ねいりゃさよ はたて…

なくこは かごぶね ついのみち…


目覚める怜。背中から広がる刺青のような字が大きくなぅていく。
階下から聞こえる、夢で聞いた旋律。


雛咲深紅:
ねいりゃさよ はたて…

ねいりゃさよ はたて…

ねいりゃさよ はたて…


すでに起きていた深紅が、夢で聞いた唄を口ずさんでいる。
階段を降りつつ、声をかける怜。


黒澤怜:
深紅…その唄…

雛咲深紅:
玲さん…おはようございます。


階下に降りた怜。唄のことを深紅に問いただす。


雛咲深紅:
唄…ですか?

私も…どこで聞いたかあまり覚えてないんですけど…

最近、夢で…聞こえる気がするんです。

歌詞の意味も良くわからないんですけど。

どこかの方言なんですかね?

黒澤怜:
夢…

その…夢って?

雛咲深紅:
あまり覚えてないんですが…

夢の中で、私もこの唄を歌っているんです。

歌っていると、何か懐かしい気持ちになって。

大切な人を…思い出すような…

でも、その夢の最後は…すごく…怖くて…

怖いことだけは覚えてるんですが…

夢なんて、そういうものなんでしょうね。


会話は終わる。

夜。深紅の部屋を訪れる怜。
先日深紅の部屋で見つけた、兄弟と思われる男性と深紅が写った写真について、問う。


雛咲深紅:
玲さん…どうかしましたか?

黒澤怜:
その机の上の…写真の人は…

雛咲深紅:
それは… 兄…です

ずっと…行方知れずで…

黒澤怜:
そう…だったの…

ごめんなさい、突然…

少し…気になってね…


・浮遊霊のセリフ

葛原蒔絵:
知りませんか?


葛原梢:
ごめんなさい…


葛原梢:
父さん…死んでしもうた


久世夜舟:
破戒を…巫女を止めねば

大工を集め…忌みの柱とし…


葛原蒔絵:
一緒に探してくれますか?


葛原蒔絵:
どこ…あの子のせいじゃない…


葛原梢:
父さま…落ちて…私…


・雛咲深紅に調査を依頼していた場合のセリフ

雛咲深紅:
怜さん、これなんですけど…

あの廊下の写真に関係があるんじゃないかと思って…

黒澤怜:
ありがとう、少し…借りるね。


雛咲深紅:
怜さん、これなんですけど…

あのお墓の写真に関係があるんじゃないかと思って…

ありがとう、少し…借りるね。


雛咲深紅:
怜さん、取材した廃屋について、調べておいたんですけど…

目を通していただけますか?

黒澤怜:
ありがとう。参考にするわ。

雛咲深紅:
また用があれば言ってください
 
 

零-刺青ノ聲- 台詞集 四ノ刻「禍夢~マガユメ~」

四ノ刻「禍夢~マガユメ~」

眠りに落ちた怜。
夢の中に現れる雛咲深紅の姿。怜が迷い込んだのと同じ屋敷の中に立っている。


雛咲深紅:
また…この夢…

もう…見なくなったと思ったのに…


深紅の背後に現れる怨霊。


刺青の巫女:
もう…

見たくない…


怨霊はすぐに消えてしまう。

屋敷を進む深紅。「射影機」が落ちている。


雛咲深紅:
これは…

「射影機」…

もう…忘れたいのに…


深紅が兄を失ったトラウマを抱える、「氷室邸」に酷似している夢の屋敷。
見覚えのある扉。


雛咲深紅:
この奥には…行きたくない…

…兄さん…

…兄さん…

引き返し、逃げ出そうとする深紅。
玄関まで辿り着く。


久世雨音:
お兄ちゃんはこっち


巫女の姿をした少女の霊が、深紅を導こうとする。


久世雨音:
こっち…


少女の霊の後を追ってしまう、深紅。


久世雨音:
こっち…


何処かへ向かう少女の霊。追う深紅。
祭壇へと辿り着く。怜が見た祭壇とは大きく様相が異なっている。


久世雨音の声:
ふたりをたすけて


夢から目を覚ます怜。


黒澤怜:
…深紅の夢?

どうして…

やっぱり…深紅もあの夢を…


階下へ向かう怜。深紅の姿がない。
深紅の部屋の扉を開ける怜。


黒澤怜:
深紅…?


深紅はベッドの上に座っている。


雛咲深紅:
玲さん…すみません、今日はちょっと…

あまり眠れなくて…

黒澤怜:
深紅…昨日…なにかあったの?

雛咲深紅:
あの…ちょっと…変な夢を見てしまって…

あまり…気になさらないでください。

なんでもありませんから。

そういえば、今朝手紙が届いてましたので、キッチンに置いておきました。

黒澤怜:
ありがとう。今日は休んでて。

雛咲深紅:
あと、これなんですが…

天倉螢さん…この方じゃないでしょうか。


写真を怜に手渡す深紅。


黒澤怜:
この写真…どこで?

雛咲深紅:
昨日…兄の…アルバムを見ていて…

兄は…優雨さんと同じ編集部でお仕事をしていた時があったので…

その時の写真に写っているんじゃないかと思って。

黒澤怜:
そう…ありがとう。


・雛咲深紅に調査を依頼していた場合のセリフ

雛咲深紅:
怜さん、あの、串に刺さった人形の写真のことなんですけど…

ちょっと、私には分からなくて。

遠野に伝わる『オシラサマ』とかと近いものなんじゃないかと思うんですが…

民俗学関連なんで、優雨さんの持っている本になら、載っているかもしれませんね。

ありがとう、調べてみるわ。


また用があれば言ってください
 
 

零-刺青ノ聲- 台詞集 五ノ刻「神隠シ~カミカクシ~」

五ノ刻「神隠シ~カミカクシ~」

眠りに落ちた怜。
深紅から受け取った写真に写っていた男性が、夢の屋敷の前に立っている。

深紅と同じように、夢の屋敷へと足を踏み入れていく男性、天倉螢。
屋敷の中には閉ざされた扉。姪である澪の声が中からは聞こえてくる。


天倉澪の声:
ごめんなさい…

ごめんなさい…


夢の屋敷で、古びたカメラを発見する螢。


天倉螢:
射影機…

この血のついた服の持ち主のものだろうか…


同時に見つかる、血のついた着物と書物。


天倉螢:
この射影機は、この学者の持ち物だったのだろうか…


扉にかけられていた鍵を開け、奥へと進んだ螢。
聞こえてくる澪の声。


天倉澪:
約束したよね

ずっと一緒だって…

約束したよね

おねえちゃん

だから

私といっしょに

また…いっしょに…


座敷牢がある。
牢の中には紅い蝶に囲まれた、澪の姿。

目覚める怜。
雑音が聞こえてくる。

優雨の部屋。押し入れから聞こえる雑音。
扉を開ける怜。


黒澤怜:
音が消えた…

天井裏から聞こえていたようだ…


天井裏にのぼった怜。
なにかの荷物が置かれている。

なにかの気配を感じ、引き返そうとする怜。
その背後から伸びるくる手。

・・・

気が付くと、ベッドに戻っている怜。朝になっている。

黒澤怜:
… 夢…?


もう一度天井裏に登る怜。
古いラジオが落ちている。


黒澤怜:
昨日の夜の夢は…このラジオの…?


・浮遊霊のセリフ


久世鏡華:
誰か…いるの?

来てくれたの?


久世夜舟:
悟られてはならぬ

隠しておかねば…


久世鏡華:
ずっと…

ずっと待ってるのに!


宮大工:
助けて…


宮大工:
やめて…くれ…


鳴海天涯:
まだ…足りぬ…


久世夜舟:
破戒が…巫女を止めねば…

大工を集め…忌みの柱と…
 
 

零-刺青ノ聲- 台詞集 六ノ刻「忌ミ柱 ~イミバシラ~」

六ノ刻「忌ミ柱 ~イミバシラ~」

再び夢の屋敷へと導かれる怜。
雪の降る中庭。大きな刃物を持った白装束の男が立っている。


鳴海天海:
まだ…足りぬ…

すまぬ…


男は消える。

屋敷を進む怜。
あちらこちらで、逃げ惑う大工の霊が怜の前に現れる。


宮大工:
助けて…


宮大工:
来るなー!


大工を追う、刃物を持った白装束の男。


鳴海天涯:
まだ生き残りがおったか…


白昼夢で優雨が消えていった社へ続く扉。
中庭に設けられたその扉の封印が、忌ミ柱を除いたことで解けかけている。

優雨を追おうと、扉に向かう怜の背後に現れる、白装束の男。


鳴海天涯:
開けてはならぬ

巫女を…

社を封じねば…


目覚める怜。痣が広がっていく。
階下で電話がなっている。


黒澤怜:
はい、黒澤ですが…

女の声:
だして!

だしてよ!

だして!


電話の向こうのノイズに混じって聞こえる女性の声。


女の声:
死ねばよかった…


電話、切れる。


・浮遊霊のセリフ


宮大工:
助けて…


宮大工:
来るなあ!


久世氷雨:
逃げられない…


儀式の行われる部屋の女:
血が足りない…


忌ミ柱:
狭間を広げぬため


久世時雨:
この人たち、柱になる…


忌ミ柱:
ここで朽ちるがよい…


忌ミ柱:
我が身を…柱として…


瀧川吉乃:
…たしのせいなの…しが生き残った…

…悪い…わたしが…もう…それでいい…


瀧川吉乃:
あなたは…違うの?


女の声:
どうしてにげるの…?
 
 

零-刺青ノ聲- 台詞集 七ノ刻「浮獄 ~フゴク~」

七ノ刻「浮獄 ~フゴク~」

夢の屋敷に誘われる深紅。
巫女の姿をした少女に導かれ、辿り着いた祭壇の前に立っている。

頭上には巨大な吊り牢。中に女性が寝かされている。
深紅に訴える少女の霊。


久世雨音:
ふたりをたすけて


屋敷を進む深紅。
どこからか聞こえてくる子守唄のような調べ。


少女たちの声:
ねいりゃさよ はたて

ねいりゃさよ はたて

なくこは かごぶね ついのみち

いちわらきざんで おんめかし

ねいりゃせな さかみはぎ


祭壇に隠されていた仕掛け。
解除に成功する深紅。

あたりに響く少女たちの唄。


少女たちの声:
ねいりゃさよ はたて

ねいりゃさよ はたて

みこさん あわいに おきつけば

しせいぎ うがって いみいのぎ

くもん ひらいて やすからず


仕掛けが作動し、吊り牢が上階へ引き上げられていく。

・・・

目を覚ます玲。夜は明けていない。


黒澤怜:
また…深紅の夢…


深紅の様子を見に、彼女の部屋の扉を開く玲。


黒澤怜:
深紅…

雛咲深紅:
兄さん…


様子がおかしい深紅。


黒澤怜:
深紅…?

雛咲深紅:
いえ…なんでもないです…ちょっと…

変な夢を見たみたいで…


朝になる。


雛咲深紅:
あ…怜さん

おはようございます


深紅がすでに起きて怜を待っている。


雛咲深紅:
怜さん…これ…


何かを持っている深紅。


雛咲深紅:
玲さん、この間の子守唄のことなんですが…

自分でも気になって調べてみたんです。

玲さんも、たしか興味お持ちでしたよね?


古い書物を怜に手渡す。


黒澤怜:
ありがとう。少し、借りてていいかな。

雛咲深紅:
また用があれば言ってください


・浮遊霊のセリフ

久世夜舟:
ニイナエを捕らえねば…

巫女が気づく前に…

すべてを断ち切る…

思いを残さぬよう…


久世雨音:
ずっとここにいて


儀式の部屋の女:
血が足りない…


久世夜舟:
あのニイナエが…

忌子だった…

ふたりとも…流してしまわねば…

久世氷雨:
雨音のお兄さん

ふたりとも…


久世夜舟:
雨音…

掟を破ったな…!



・雛咲深紅に調査を依頼したときのセリフ

・汎用

雛咲深紅:
どうかなさいました?

雛咲深紅:
怜さん…

私も、なんとなく眠れなくて…

雛咲深紅:
最近昔のことばかり思い出すんですよね

子供の頃のこととか…


黒澤怜:
深紅、この写真について、調べておいてほしいんだけど…

(「四つん這いの女」の写真)

いつもごめん、お願いね。

黒澤怜:
深紅、この写真について、調べておいて欲しいんだけど…

雛咲深紅:
宮大工…ですか?

少し前、神社の写真集に似た写真が掲載されていたと思います。

調べておきますね。

黒澤怜:
お願いね。

黒澤怜:
深紅、この写真について、調べておいて欲しいんだけど…

雛咲深紅:
刺青…でしょうか…?

わかりました、調べておきます。

黒澤怜:
…お願いね。

黒澤怜:
深紅、この写真について、調べておいて欲しいんだけど…

(「瀧川吉乃と黒い影」の写真)

いつもごめん、お願いね。

雛咲深紅:
わかりました

わかりしだい報告します
 
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