アムジスト雑記

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零~月蝕の仮面~ 台詞集 序ノ触 咲き触れ

序ノ触 咲き触れ


暗い廃墟を歩く二人の若い女性。


麻生海咲:
円香 何か思い出せた?

月森円香:
ううん ずいぶん前の事だし…

麻生海咲:
私たち5人が写っていたのは

確かにこの建物ね

月森円香:
うん…

月森円香:
ねえ 海咲…

本当にここに来れば良かったのかな?

写真の場所でも何も思い出せなかったし…

…もう帰ろう

麻生海咲:
私の言う通りにしてればいいの

円香もあんな風になりたいの?

月森円香:
そう…

私達は見てしまった…


円香の脳裏に浮かぶ、二人の女性の死体。


麻生海咲:
次は私達の番だから

神隠しにあった5人が

順番に…

月森円香:
止めてよ!


先へ進んでいってしまう海咲。


月森円香:
そういえば

この感じ…


円香の記憶。白衣の男に、手を引かれている。


幼い円香:
どこに連れて行くの…?

連れて行かないで…

もう 止めて!!


気が付くと、海咲がいなくなっている。


月森円香:
海咲?

海咲…


海咲を追って廃墟を進むと、光を放ったままの懐中電灯が、床に落ちている。


月森円香:
海咲の…懐中電灯…?


懐中電灯を拾い上げる円香。


月森円香:
これ…

…海咲のじゃない…海咲は…


奥の廊下に人影。海咲のような姿をした人間が扉へと入っていく。


月森円香:
海咲…?


返事はない。扉はしまってしまう。


月森円香:
海咲!?


扉には鍵。


月森円香:
海咲…?


「麻生記念室」の文字。傍らには案内板。


月森円香:
ここに鍵があるかも…


鍵を入手するため、廃墟を進む円香の前に人影。階段を登っていく。


月森円香:
誰…?


鍵の部屋にたどり着く円香。


月森円香:
誰も…いない…

月森円香:
これが 海咲の入って行った部屋の鍵…


戻ろうとする円香。突然、廃墟内に響き渡る音楽。


月森円香:
この曲…!


浮かぶ過去の光景。足早にフロアを抜ける円香。


月森円香:
今の曲…

…思い出せない

思い出したくない…!

…早くここから出ないと!

海咲を捜さないと…!!


「麻生記念室」の鍵を開けた円香だが、中に人の姿はない。


月森円香:
海咲…


陳列された物品の中から、ひとつの旧式なカメラを手に取る円香。

月森円香:
これは…


ファインダーののぞく円香。襲いかかる「霊」の姿が写る。
驚いてシャッターを切る。


月森円香:
…消えた… 今のは…人なの?

もうここに居たくない…!!


逃げようとした円香の手をつかむ霊。いつのまにか霊に囲まれている。
再び館内にはあの音楽。円香はゆっくりと意識を失っていってしまう。

暗転。


水無月流歌:
誰も憶えていない事は

存在しない事になるのだろうか…


水無月流歌:
私には

小さい頃の記憶が無い

私がいた島の事

住んでいた家の事

そして父の事も…

私達が神隠しにあった以前の事は

何も思い出せない

一緒に見つかった4人も

あの時の事は憶えていない

微かに思い出せるのは

ひとつの旋律…


浮かび上がる過去の記憶の断片。


水無月流歌:
いつもここで途切れてしまう…

音楽と共に蘇る記憶の欠片…

この記憶は…?


船に乗っている流歌。島が見えてくる。


水無月流歌:
あれが…

朧月島…


水無月流歌:
2人の友達が死んだ

鞠絵と十萌

神隠しにあったうちの2人

円香は 海咲と島に行くと私に告げ

戻ってない


過去の記憶。病室。


水無月小夜歌:
あの島へは近寄らないで 流歌…

水無月流歌:
お母さん…

水無月小夜歌:
知らない方が良い事もあるの…


朧月島に降り立つ流歌。


水無月流歌:
でも 私は確かめたい

あの時…

何があったのか

そして

失った記憶の先に何があるのか…


朧月島に佇む巨大な廃墟の扉を開ける。


序ノ触 咲き触れ 終了
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零~月蝕の仮面~ 台詞集 一ノ蝕 音連れ

一ノ蝕 音連れ


朧月島の廃墟へと足を踏み入れる流歌。
過去の記憶が一瞬、浮かんで消える。


水無月流歌:
…今のは…

写真が…頭の中で…

…この場所…かすかに覚えてる…。


円香が残したと思われるメモを発見する。


水無月流歌:
これは…


流歌の前を進む、円香のような姿をした人影。


水無月流歌:
…円香?


人影は、突き当りの扉へと入っていく。


水無月流歌:
開かない…鍵はかかってないのに…


部屋を出た流歌を、看護婦の姿をした怨霊が襲う。


水無月流歌:
消えた…今のは一体…

看護婦だったみたいだけど…

このカメラの…「射影機」の…力?


不意に鳴り出す据え付けの電話。


声:
か え し て…

返して…


流歌は、円香に似た人物が入っていった扉の奥へと進んでいく。
中には大量の本。隅で円香に似た人物がすすり泣いている。


水無月流歌:
円香…

月森円香:
流歌…?


返事はするが、振り向かない。


水無月流歌:
円香…

月森円香:
流歌…

月森円香:
…誰だっけ?


月森円香:
誰…

だっけ…?

ダレ…


振り向いた円香の顔は大きく歪んでみえ、表情などは読み取れない。
怨霊となり襲い掛かってくる円香を射影機の力で退ける。

部屋に据え付けてあった鏡をふとみやる流歌。一瞬、流歌の顔が円香と同じように歪んで見える。


水無月流歌:
私…


一ノ蝕 音連れ 終了
 
 

零 ~月蝕の仮面~ 台詞集 ニノ蝕 共鳴

ニノ蝕 共鳴


時間戻る。はぐれる前の海咲と円香。


麻生海咲:
次は私達の番だから

神隠しにあった5人が… 順番に

月森円香:
やめてよ!

麻生海咲:
ここにきっと…

何かある筈…


朧月島を訪れる前のことを思い出す海咲。鏡を見ている。
突然、海咲の顔が歪んで見える。


海夜:
帰って来るの

朧月島


背後にいつのまにか黒い服の女性がたっている。

再び朧月島。同じ女性が海咲を導いていく。


海夜:
こっち

忘れたの?

忘れたの?


浮かびあがる少女時代の記憶の断片。

気が付くと廃墟の中に佇んでいる。円香はいなくなっている。


麻生海咲:
ここは…


足元にカメラが落ちている。


麻生海咲:
これは…私が家から持ってきたカメラ…

いつの間に落としていたの…?


手帳も落ちている。


麻生海咲:
…カメラのことが書かれた手帳。

一緒に持っていたはずだけど。


麻生海咲:
私の家にあった

過去を写すカメラ

これで

無くした記憶の手掛かりが掴める筈…


円香がいないことに気づく海咲。


麻生海咲:
円香は…

円香はどこ?


灰原病院管理室。
同じ階層の病室からナースコールがかかっている。


月森円香の声:
た す…

…たすけて…海咲…!


麻生海咲:
円香の声…


病室のある区画には入れない。
怪しげな、大時計を発見する海咲。


麻生海咲:
強い気配を感じる…

…このカメラで撮れば、何か写るかも…

不思議な力があると言われているこのカメラで…


再び鳴るナースコール。


月森円香:
わた  し…

海咲 のおもちゃじゃ ないよ


ナースコールがあった病室へ向かう海咲。
扉が閉まっている。聞こえるすすり泣き。


月森円香の声:
もう

終わりました

麻生海咲:
今の声は…円香?


病院廃墟内で、鍵を発見する。


麻生海咲:
これは…円香の部屋の鍵…


円香の声が聞こえた病室へ戻ろうとする海咲。
赤い服を着た少女の霊が現れて、消える。

再び蘇る記憶。


麻生海咲:
今のは…私、見たことがある。

昔…ここで…


病室に入る海咲。大きな鏡が置かれている。
背後から伸びる霊の手。振り向くと何もいなくなっている。


麻生海咲:
今のは一体…


病室の中に円香の姿はない。

バラバラの人形が大量に置かれた病室。赤い服を着た少女の霊が襲い掛かってくる。
少女の霊が消えると、黒い服の女性が再び現れる。


麻生海咲:
あなた…

誰なの…!?


近づいてくる黒い服の女性。過去の光景が浮かび上がる。


幼い海夜:
忘れたの?

一緒にいるよ

私がいれば 大丈夫


病室で添い寝をしている幼い海咲と海夜。


幼い海夜:
ずっと…ずっと一緒にいようね

大切な…大切な人…


再び病室。


海夜の声:
大丈夫だから


女性の姿は消えている。


ニノ蝕 共鳴 終了
 
 

零 ~月蝕の仮面~ 台詞集 三ノ蝕 忘日

三ノ蝕 忘日


気が付くと、灰原病院の庭にて倒れている長四郎。

過去の光景。長四郎が病室にて小夜歌の依頼を受けている。


水無月小夜歌:
流歌が…

あの島に行ってしまいました

あの島に…

無理を承知でお願いします

流歌を…

助けてください


再び朧月島。
スーツの男が病院の中へと入っていくのが見える。


霧島長四郎:
灰原…!


病院の庭に落ちている手帳。


霧島長四郎:
俺の手帳だ… どうしてこんなところに…


テープレコーダーも落ちている。


霧島長四郎:
操作に使っているテープレコーダーだ。

「あの事件」の記録テープが入っている。


立ち止まり、過去を思い返す長四郎。


霧島長四郎:
あの時

神隠しにあった流歌たちを

この病院の地下で見つけた

それで全てが終わったと思っていた

だが

あの時の5人のうち…

2人が死んだ

事件は終わっていないのか…?


灰原を追い、病院の中へと踏み込んでいく長四郎。
霊石灯が照らす先には怨霊の姿。


再び病室の光景。


水無月小夜歌:
霧島さん これを…


「霊石灯」を長四郎に手渡す。


水無月小夜歌:
あの島の人達は…

もう咲いてしまっているかもしれない…

これを使う事が無いと良いのですが…


朧月島。霊と向かい合う長四郎。
霊石灯に視線を落とす。


霧島長四郎:
小夜歌さん…!


霊石灯の力で、霊を退ける。


霧島長四郎:
これが、小夜歌さんの言っていた"咲いている”ということか…

一体、この島の人々はどうなってしまったんだ?

灰原がここにいることと、なにか関係があるのか?


病院内で、見覚えのあるエレベーターを見つける長四郎。


霧島長四郎;
あの時

このエレベーターで地下の隠された場所に降りた…


洞窟を歩いている長四郎。
角を曲がると、広い空間に出る。
月の光の差し込む地下の空間で、佇む5人の少女。


霧島長四郎:
流歌たちを見つけた場所…

もし 灰原がまだこの島に潜んでいるとしたら…

緋月浅葱:
あなたも病気なの?


現れる少女の霊。顔を向ける長四郎だが何もいなくなっている。

灰原を追う病院内で、鍵を発見する。


霧島長四郎:
手術準備室…

1階の鍵のようだな…


病院ホール。電話がなっている。


灰原耀の声:
この島は 何も変わらないな…

あの時のままだ…

同じ事だ 同じなんだよ…

ずっと繰り返しだ

繰り返し…


電話切れる。


病院内に残されていた資料から、逃亡を続ける灰原耀が朧月島に戻っていたことが判明する。
(灰原耀は、違法治療で指名手配を受ける人物)


霧島長四郎:
灰原は祭りの日にこの島に帰っていたのか…

神楽はこの島の人間にとって大切なもの…

そういえば…

今日も祭りの日か…

この島から人が消えてなければ…


灰原病院内には、廃墟と化す前に行われていた数々の違法治療の痕跡が残されている。
現れる怨霊。


片桐省二:
見たのか…!


病院内で、灰原耀を発見するが、エレベーターで逃げられてしまい追いつけない。


霧島長四郎:
…灰原!!

くそっ…!

他に道は…


灰原に逃げられた長四郎。再び電話がなっている。


声:
あの手紙はもう読んで頂けたでしょうか

わたしは聴いたのです…!

井戸から微かに…あの声が…

あの子達は恐らく…

この病院の地下にいます

これ以上は 私も…


院長室。端末を操作する長四郎。


霧島長四郎:
音が鳴ったのは、このあたりだ…


本棚の後ろには、地下へと続く階段が隠されている。


霧島長四郎:
なんだ…ここは…


地下空間に到達する長四郎。
灰原が降りたと思われるエレベーターを発見する。


霧島長四郎:
このエレベーター

ここに繋がっていたのか…


霧島長四郎:
俺はあの時…

この隠された場所を見付けた…


再び長四郎の過去の光景。
月の光が差し込む「隠された場所」で、5人の少女を発見する長四郎。


霧島長四郎:
お母さんに頼まれてきた

もう安心だ


少女たちは放心したように立ち尽くしている。


幼い水無月流歌:
…きらいごう…


過去の光景消える。
現実の「隠された場所」。何もいない。月の光が差し込んでいる。


霧島長四郎:
ここには流歌はいない…

灰原も…

どこなんだ…


三ノ蝕 忘日 終了
 
 

零~月蝕の仮面~ 台詞集 四ノ蝕 空身

四ノ蝕 空身


館内に放送されはじめる音楽。


水無月流歌:
この曲…!


去来する過去の光景。


四方月宗也:
次はこの面を…


祭壇のようなところに寝かされている流歌。
顔を押さえて苦しんでいる。


水無月小夜歌:
あなた! もう止めてください!

四方月宗也:
この面じゃない…

水無月小夜歌:
もし咲いてしまったら!


途切れる記憶。


水無月流歌:
この記憶は…


間を置いて、再び音楽の放送がはじまる。


水無月流歌:
この音…また…

水無月流歌:
誰が鳴らしているの?


病院のナースステーション。放送を管理している端末がある。


水無月流歌:
この機械で音楽を鳴らしているの?


放送を停止させる流歌。
音楽が止むと、ナースコールの受信音が聞こえてくる。


亞夜子:
またおもちゃ壊れちゃった…

部屋に来て

おもちゃを持ってくるの


病院内の隠し部屋で、なにかの譜面が記された楽譜を発見する。


水無月流歌:
音符の並び…見覚えがある…


ピアノが置かれている、食堂へ向かおうとする流歌。
据え付けの電話に着信が入る。


月森円香の声:
来ちゃだめ…!

本当はここに来たくなかった…

思い出したくなかった

でも もういい もういいの…

何もわからないの 何もかも消えていく…

月が… 月が…


食堂へ到着した流歌。
曲の再現を開始する。


水無月流歌:
この楽譜からすると…

こういう曲のはず…


完成する音楽。


水無月流歌:
この曲… どこかで聞いたことがある…


途切れ途切れの記憶。
過去に流歌が、廃墟となるまえのこの病院に入院していた記憶。


水無月流歌:
そう…私は…いつも…

エレベーターに乗ってた…


エレベーターから現れる、車いすを押す女の霊。
車いすにも似た背格好の女が座っている。

女を追い、中庭にたどり着く流歌。女が座ったまま、車いすが止められている。


千堂翳:
私に触るな!


車いすを押していた女が、流歌に襲い掛かってくる。


千堂翳:
私に…

触るな…


車いすの女の怨霊を退けた流歌。
ただならぬ気配とともに、地下へと続く階段から、「なにか」が中庭へと上がってくる。


水無月流歌:
この感じ…

見てはダメ…

見ては…!


中庭へとあがってきた「なにか」。
地下へと逃げこむ流歌。


水無月流歌:
ここが配電室…

まだ、動いているみたい…


配電室から地下へと続く道。
現れた男の霊の後を追い、道筋をたどるが行き止まり。


水無月流歌:
何で閉まっているの…?


戻ろうとすると扉が開かない。現れる男の霊。

地下を抜け、病院内に戻った流歌。
「水無月流歌」の文字が示された病室を見つける。


水無月流歌:
この感覚…

曲と共に訪れる

深い記憶の欠片…

体のどこかが憶えている…

懐かしい匂いにも似た…


四ノ蝕 空身 終了
 
 

零~月蝕の仮面~ 台詞集 五ノ蝕 双面

五ノ蝕 双面


灰原病院に入院していたという、自らの過去を知る海咲。
同時に明らかになる、海咲が心を許していた、「大切な人」の存在。


麻生海咲:
大切な…

大切な人…


我に返る海咲。


麻生海咲:
円香を探さなきゃ…


病室から出ようとする海咲の背後に、再び現れ、消える黒い服の女性。


麻生海咲:
今のは… あそこに何かあるの?


女性が消えた先の隠し部屋で、ひとつのフィルムリールを発見する海咲。
病院の食堂で、フィルムリールの再生に成功する。


麻生海咲:
この感じ…


フィルムリールのなかには、かつてこの島で行われていた祭りの様子が記録されている。
5人の少女に囲まれ、踊る1人の巫女。

海咲に似た少女が写り込んでいる。
少女は何者かに手を引かれ、雑踏の中に消えていく。


麻生海咲:
そうだ…

私はこの祭りを見ていた…

そして何処かへ…


思索を巡らせる海咲の前に現れる人影。
顔が見えない。


麻生海咲:
…円香!?


円香に似た顔の見えない人影は、海咲に襲い掛かってくる。


病院内の、車いすが置かれた病室にて、鍵を発見する海咲。


麻生海咲:
紅葉…「神去月」の模様。

私の部屋の鍵…?


同じ病室に置かれている、病院にはあまりに不釣り合いな調度品。


麻生海咲:
これは…棺…?

麻生海咲:
こっちにもある…。

麻生海咲:
なぜ… こんなに。

麻生海咲:
何に…使っていたの?


海咲の病室。過去の海咲の病状が記された資料が、多数残されている。


麻生海咲:
私は…


ふいに過去の記憶が蘇ってくる。
病室に入ってくる院長と看護婦。その手には拷問器具にも似た「治療器具」。
おびえる海咲。


園崎しえ:
怖がらなくて良いのよ…

灰原重人:
治療の時間だ


治療器具を海咲に向ける院長。


灰原重人:
さあ… いつもの様に…

おとなしくして…

何も心配する事は無いんだよ

何も…


記憶はここで途切れる。
病室から一枚の写真を発見する海咲。
幼い海咲と長い髪をした女性が手をつないで写っている。顔が見えない。


麻生海咲:
この写真は…、私…?


再び記憶が蘇る。
過去の灰原病院の光景。


幼い海咲の声:
よーん

ろーく

なーな


記憶の中で開いていく病室の扉。
病室の窓際には、長い髪の女性が座っている。
記憶は途切れる。


麻生海咲:
この人…


写真を見つめながらつぶやく海咲。


五ノ蝕 双面 終了
 
 

零~月蝕の仮面~ 台詞集 六ノ蝕 月守歌

六ノ蝕 月守歌


灰原病院、過去に麻生海咲が生活した病室へと踏み込んでいく流歌。


水無月流歌:
ここが…私の部屋…


病室に置かれていたラジオから、声が聞こえてくる。


幼い水無月流歌:
お父さんがお面をつけるの

いろんなものになるって お父さんが言ってた

お母さんは泣いてた

お父さんとお母さんは いつもけんかしてた

流歌にとって いいことなんだって

誰も見たことの無い場所にいけるって

間を置いて、再びラジオから聞こえてくる声。


水無月流歌:
お母さんにはないしょ…

…の下の 箱のなか


流歌は自らが生活した病室へとたどり着く。


水無月流歌:
私の… 部屋…


流歌が寝かされていたベッドがある。


水無月流歌:
ここに、私が居た…

私はここで何をされていたの…

なにも…思い出せない


ベッドからは日記が発見される。


水無月流歌:
これは…私の日記?


病室を出ようとすると、背後からオルゴールの音色が聞こえてくる。


水無月流歌:
さっきの音は…

このオルゴール、まだ動くの…?

…歯車が一つ足りない…

さっきはどうして…


オルゴールの歯車の手がかりをつかむ流歌。


水無月流歌:
足りない歯車…ここにあるの?

この部屋は…見覚えがある。


歯車を手に入れ、オルゴールを修復する流歌。


水無月流歌:
…この曲どこかで…

…ピアノを弾けば何か思い出すかも…

水無月流歌:
この楽譜からすると…

こういう曲のはず…


完成する曲。


水無月流歌:
そうだ…この曲…


流歌の脳裏に浮かぶ過去の光景。
ピアノを引く流歌と、それを見守る小夜歌の姿。


水無月小夜歌:
そう 上手ね

ねえ 流歌

もっと上手に弾けるようになったら…


途切れる過去の光景。気が付くと、あたりの様子が大きく変わっている。


水無月流歌:
ここは…どこ…?


小夜歌の姿をした霊が、流歌を導いていく。


水無月流歌:
これ…お母さんの…

母が書いたと思われる日記が残されている。


水無月流歌:
お母さんの…日記…


一人の男性が写り込んだ写真を発見する流歌。


水無月流歌:
お父さんの…写真…?


蘇る記憶。祭壇のような場所に向かい、男性が「面」を打っている。


幼い水無月流歌:
お…とうさん…?

お…とう…さん…


男は呼びかけには答えない。


幼い水無月流歌:
お…父さん


男の手が止まり、こちらに振り返りはじめる。

記憶はここで途切れる。流歌も元いた場所に戻っている。

病室にも現れる小夜歌の姿をした霊。


水無月流歌:
これは…私の日記?


同時に見つかる、木彫の仮面のかけら。


水無月流歌:
これは…


仮面のかけらを手に取る流歌。


水無月流歌:
この仮面…


過去の光景。祭りの日、灰原病院の地下空間に連れ去られた流歌。
スーツの男が仮面を流歌に近づけてくる。

流歌に仮面をかぶせるスーツの男。


灰原耀:
終わったよ 姉さん…


過去の光景消える。


水無月流歌:
この人の感じ

さっきの…

水無月流歌:
…お祭りの日…いえ、神隠しの時の…

…息が…息が苦しくなる…

私は…神隠しにあった時…

…何をされたの…?


流歌は霊の導きによって、病院の地下へと誘われていく。


水無月流歌:
この部屋、見覚えがある…

薄暗い、地下室のような場所だったけど…


病院地下、宿直室。
残されたラジオから女の声が聞こえてくる。


園崎しえの声:
祭りの日から島は死んだように静かになりました…

皆 口を閉ざして…あの人も眠り続けて…

眠っている筈なのに… 声がするんです

眠っている筈なのに… 声がするんです…!

たくさんの人の声が…

ここはなんだか寒い…

この扉が開いて… あの人が目覚める気がして

あの絵の様に 目覚めて…

わかりません… もう死んでいるはずなんです!

ずっとあんな状態で…生きているなんて…

扉が…

扉が開いて…!

開いた


病院の地下から、更にその下に広がる地下空間へと進んでいく流歌。
過去に連れ去られ、霧島に発見された場所に辿り着く。月の光が差し込んでいる。


水無月流歌:
ここは…

この匂い…

ずっと時が止まっている様な…

私…

ここにいたことがある…

なんだろう…

ずっとここに居たかった様な…

甘い感覚…

自分が溶けていく様な……
 
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