アムジスト雑記

Home > 零 zero

 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
 

零 zero ファイル 取材ノートの断片 1

取材ノートの断片 1

8月20日

高峰先生の次回作の資料として、ある民俗学者の書物に、
氷室邸についての記述があるらしいので、手配してくれとのこと。

各地方の神事や伝承についての書物。

著者/宗方 良蔵  タイトル/不明

8月22日

書物はみつからないが、その民俗学者について少し調べてみた。
その学者は、氷室邸に住みこんでまで研究を続けていたらしい。
しかし、ある事件を境に一家全員が姿を消してしまった。

本は見つからなかったが、そのときの新聞記事をみつけることができた。
失踪ということで扱いは小さいが、取材資料の足しにはなるだろう。
スポンサーサイト
 
 

零 zero ファイル 取材ノートの断片 2

取材ノートの断片 2

9月10日 11:00

先月の地震と、ふもとの村で起きた変死事件、
さらにこの氷室邸には、何らかの関連性があるらしい。

次の小説のネタの話だろう。
先生は、かなりこの題材に入れこんでいるようだ。
この様子なら、スランプも心配ないかもしれない。

9月10日 16:00

いつのまにか、玄関の扉が壊れている。
開かない。
他の出口を探さなければ。
 
 

零 zero ファイル 取材ノートの断片 3

取材ノートの断片 3

9月11日

一昨日の夜から体調が良くない。
いや、平坂さんに写真を撮ってもらってから…といったほうが正しいだろう。

この写真の縄は一体何を意味しているのだろうか…
 
 

零 zero ファイル 取材ノートの断片 4

取材ノートの断片 4

9月12日

また1本、縄が増えた。

縄が…
 
 

零 zero ファイル 取材ノートの断片 5

取材ノートの断片 5

9月10日 13:10

この屋敷には、古い文字が刻まれた仕掛けがいくつかあるようだ。
高峰先生に聞いてみたところ、数字と対応しているらしい。

前半はわかるのだが、後半は私にはわからなかった。
音による当て字なのだろうか…

零=0   
壱=1   
弐=2
参=3   
肆=4   
伍=5
陸=6   
漆=7   
捌=8
玖=9

それぞれが意味を持っているらしい。
詳しくは帰ってから調べることにする。
 
 

零 zero ファイル 赤い手帳の断片 一

赤い手帳の断片 一

8月20日

宗方良蔵という民俗学者が、
氷室邸に伝わる様々な儀式を研究していたらしい。

研究書物を残していたらしいが、どうしても見つからない。
どこかの図書館に写本でも残っていないだろうか。

8月30日

やはり書物は見つからない。
編集部の緒方氏に手配してもらう。
彼に頼んで見つかるとも思えないが。
 
 

零 zero ファイル 赤い手帳の断片 二

赤い手帳の断片 二

8月27日

調べれば調べるほど、気味の悪い事件ばかりが起こっている。
先生の次回作にとってはうってつけの題材かもしれないが、
正直、今回の取材は気が進まない。

何か、胸騒ぎがする。

この屋敷には行きたくない…と、思う。

けど、仕事であれば行くしかないし、
そんな予感だけで、せっかくの先生との取材をふいにしたくない。

霊感が強い、というのも楽ではない…

必要以上に情報を知ることができても、それが良いことであるとは限らない。
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。