ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 シナリオ解説 七章「漆黒の魔手」
2011.07.10 Sun
あまりに盛りだくさんな章なので二日に分けて書くことにする。
七章「漆黒の魔手」
来た道を逆走した先でアイクたちはデイン軍に発見されたため交戦状態に入る。
旅の剣士ワユを新たに仲間に加え、デイン軍を撃破していった彼らだったが、
四駿のプラハ将軍がその場に到着したため一転して窮地に陥ってしまう。
そこでグレイル、シノン、ガトリーの別働隊が到着。
グレイルは一騎打ちに応じるようプラハを挑発し、
彼女がこれを受けたため、ふたりはその場から消えていった。
シノンたちと協力してデイン軍を全滅させたアイクは、
グレイルとプラハが一騎打ちを行っている場に急ぎ向かう。
一騎打ちはグレイルの優勢であった。
敗色濃厚なプラハはデイン側の増援部隊が到着したことで一時盛り返すが、
その部隊が救援にやってきたガリア兵に蹴散らされ、逃亡してしまう。
デイン軍の掟は「勝利か、死か」である。
任務が失敗し追い詰められたプラハは、グレイルへの特攻を試みるが、
突如現われた漆黒の鎧に身を包んだ騎士に取りなされ、退却する。
その「漆黒の騎士」はグレイルを一瞥すると、その場から去っていった。
ガリア兵たちはエリンシアに要請されて、傭兵団の救援にやってきたという。
傭兵団は、ガリア兵に同行してきたエリンシアから、
二日前にクリミア王都が陥落し、デインが勝利宣言を出したことを知らされる。
エリンシアは先に王宮に向かったが、
傭兵団はガリア領内の小さな城、ゲバルに逗留することになった。
その夜、外を眺めていたアイクは、父グレイルが密かに城を抜けだすのを目撃する。
アイクはグレイルになにをしにいくのか問いただすが、
父は何も教えてくれず、語気を強めて城に戻れという。
一度は引き下がったアイクだったが、胸騒ぎを覚えて再びグレイルの後を追う。
ゲーム中のグラフィックと全然顔が違うと有名なムービー
そこにいたのはあの時現われた、漆黒の騎士であった。
漆黒の騎士の目的はグレイルが隠し持っているという「なにか」らしい。
彼はグレイルからそのありかを聞き出そうとしていたが、
グレイルがこれに応じなかったため、アイクの命との交換条件で、
なんとか情報を吐かせようとする。
獅子王の咆哮に漆黒の騎士は退却した。
アイクは瀕死の重傷を負ったグレイルを担ぎ、城に戻ろうとする。
道すがら、意識を取り戻したグレイルは、
あの騎士のことは忘れ、敵を討とうなどとは思わないでほしいこと、
ガリア王を頼り、平和に暮らしてほしいこと、
傭兵団、そしてミストをアイクに託すことを言い残し、力尽きる。
七章「漆黒の魔手」
来た道を逆走した先でアイクたちはデイン軍に発見されたため交戦状態に入る。
旅の剣士ワユを新たに仲間に加え、デイン軍を撃破していった彼らだったが、
四駿のプラハ将軍がその場に到着したため一転して窮地に陥ってしまう。
そこでグレイル、シノン、ガトリーの別働隊が到着。
グレイルは一騎打ちに応じるようプラハを挑発し、
彼女がこれを受けたため、ふたりはその場から消えていった。
シノンたちと協力してデイン軍を全滅させたアイクは、
グレイルとプラハが一騎打ちを行っている場に急ぎ向かう。
一騎打ちはグレイルの優勢であった。
敗色濃厚なプラハはデイン側の増援部隊が到着したことで一時盛り返すが、
その部隊が救援にやってきたガリア兵に蹴散らされ、逃亡してしまう。
デイン軍の掟は「勝利か、死か」である。
任務が失敗し追い詰められたプラハは、グレイルへの特攻を試みるが、
突如現われた漆黒の鎧に身を包んだ騎士に取りなされ、退却する。
その「漆黒の騎士」はグレイルを一瞥すると、その場から去っていった。
ガリア兵たちはエリンシアに要請されて、傭兵団の救援にやってきたという。
傭兵団は、ガリア兵に同行してきたエリンシアから、
二日前にクリミア王都が陥落し、デインが勝利宣言を出したことを知らされる。
エリンシアは先に王宮に向かったが、
傭兵団はガリア領内の小さな城、ゲバルに逗留することになった。
その夜、外を眺めていたアイクは、父グレイルが密かに城を抜けだすのを目撃する。
アイクはグレイルになにをしにいくのか問いただすが、
父は何も教えてくれず、語気を強めて城に戻れという。
一度は引き下がったアイクだったが、胸騒ぎを覚えて再びグレイルの後を追う。
ゲーム中のグラフィックと全然顔が違うと有名なムービー
そこにいたのはあの時現われた、漆黒の騎士であった。
漆黒の騎士の目的はグレイルが隠し持っているという「なにか」らしい。
彼はグレイルからそのありかを聞き出そうとしていたが、
グレイルがこれに応じなかったため、アイクの命との交換条件で、
なんとか情報を吐かせようとする。
獅子王の咆哮に漆黒の騎士は退却した。
アイクは瀕死の重傷を負ったグレイルを担ぎ、城に戻ろうとする。
道すがら、意識を取り戻したグレイルは、
あの騎士のことは忘れ、敵を討とうなどとは思わないでほしいこと、
ガリア王を頼り、平和に暮らしてほしいこと、
傭兵団、そしてミストをアイクに託すことを言い残し、力尽きる。
ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 シナリオ解説 六章「陽動作戦」
2011.07.08 Fri
六章「陽動作戦」
グレイル傭兵団はクリミアの隣国、ガリアへ向かう。
ガリア王国は大陸西部の大樹海に興った獣牙族の王国であり、
現在は獅子王と通称されるカイネギス王の治世下にあった。
クリミア王国はベオクとラグズという種族差を乗り越え、
近年はぎこちないながらも友好的な関係を気づいており、
クリミア王ラモンとガリア王カイネギスは友人の関係にあったのである。
そのような縁の存在から、レニングはエリンシアにガリアに向かうよう言ったのだ。
あと少しでガリア領というところまで歩を進めた傭兵団だったが、
ここで団員らがデインの追っ手の存在に気づく。
軍師セネリオは樹海出口に待ち受ける部隊と迫撃部隊のはさみうちにあい、
傭兵団が全滅するという最悪のシナリオを避けるため、
傭兵団をふたつの隊に分けるという策を提案する。
グレイルをはじめとした精鋭で迫撃部隊を撹乱し、
その隙に、ミストやエリンシアなど戦えないものを含んだアイクの部隊が、
樹海出口の河に待ち受ける部隊を強行突破するという策である。
この策は採用され、別働隊はグレイル、シノン、ガトリーが務めることとなった。
アイクは別働隊の身を案じながらも彼らと別れるのであった。
辛くも待ち伏せ部隊を撃破し、傭兵団は安全なガリア領内へたどり着く。
しかし、合流する手はずとなっていた別働隊が追いついてこない。
すでにここは安全なガリア領である。
彼らの身を案じたアイクは、
エリンシアたちにガリア王宮に向かうよう言い残し、
別働隊と合流するため今きた道を駆け戻るのだった。
ラグズを嫌うシノンと説明するセネリオ
シノン
樹海なんてところは、オレたちデリケートな人間が来る所じゃねえんだよ。
半獣どもは平気らしいけどなぁ。
〜〜〜〜〜
シノン
なんだ、半獣を見たことねえのか?
オレはあるぜ。毛むくじゃらのやつをよぉ。
そりゃあ醜い姿で、鋭い爪と牙が……ぐいっと、こう、すごくてな。
オレたちと同じ言葉を話すっつっても、あれは獣だよ。本物のな。
セネリオ
“半獣”と呼ばれるものは、その特徴に応じて
【獣牙族】、【鳥翼族】、そして【竜鱗族】…
…この、3つに分類されます。
ガリアにいるのは、するどい牙を持つといわれる獣牙族ですね。
シノン
ここから東南の島々にゃ鳥の化け物、
南のゴルドアにゃ竜の化け物…ま、傭兵やる上で、知ってて当然の知識だ。
もっとも、アイクぼうやは、何も知らなかったみたいだがなぁ。
会議
グレイル
全員止まれ!
そろそろ、樹海を抜ける。隊形を組みなおすぞ!
ティアマト
デインの追っ手は、このまま見逃してはくれないでしょうね。
セネリオ
もう1度、仕掛けてくるのは間違いありません。
数が読めないのは辛いところですが。
グレイル
では、どう動くのが最善か――セネリオ、なにか策があるか?
セネリオ
……まったく戦えない者がいる以上、追いつかれれば苦しくなります。
戦える者で別働隊を作り敵をかく乱して時間をかせぐ。
その隙に本隊は全速力でガリアとの国境をこえる…
オスカー現れる
オスカー
戦力を割る?本体はともかく、
別働隊にかかる危険が高すぎないか?
セネリオ
…任務の完遂を考え、
犠牲を最小限に押さえるのであれば…この策しかありません。
おそらく樹海の出口でも待ちぶせがあります。
もし、このまま何もせず森を抜け、
追っ手と待ちぶせ部隊から、はさみうちにあえば…
我々は全滅します。
グレイル
…やってみるしかなさそうだな。
団長命令
グレイル
よし、隊をわける。別働隊は、俺1人でやる。
他はエリンシア姫を守って全力でガリア領へ行け、いいな!
アイク
親父!? 無茶だ、いくらなんでも……!
グレイル
心配はいらん。
アイク、おまえは生きてガリアへたどり着くことだけを考えろ。
アイク
親父……
グレイル
いいか、多分これが、
俺たち傭兵団にとってこれまでで最大の戦いとなるだろう。
命令は1つだけだ。
誰も死ぬな!
血の繋がりがあるとかないとかそんなことは、どうでもいい。
俺たちは、1つの家族だと思え。
家族を悲しませたくなければ生き延びろ!
本隊は、アイクが指揮をとれ。
ティアマトが補佐だ。では、行け! ガリアで会おう!!
ガリア到着
ミスト
ここが、ガリアなんだ?
わたしたち、助かったんだよね?なんか…実感ないかも。
エリンシア
本当に、みなさんのおかげです…
ありがとうございます…
〜〜〜〜〜
セネリオ
安心するのは、まだ早いですよ。別働隊が追いついてこない…
〜〜〜〜〜
アイク
…エリンシア姫、1度、ここで別れよう。
エリンシア
ど、どういう意味ですか?
アイク
俺たちは、仲間を助けに戻る。
だから、あんたはミストたちといっしょに、このままガリア王宮へ向かってくれ。
ミスト
お兄ちゃん!?いやよ、わたしも残る!
アイク
聞け、ミスト!みんなが生き残るためなんだ!
ミスト
…う……!
アイク
親父たちといっしょに、すぐに追いかける!
心配するな。俺も親父も…約束をやぶったことないだろう?
ミスト
……う、うん。じゃあ、先にいってる……
ティアマト
いい子ね、ミスト。すぐにまた会えるわ。
ミスト
うん。ティアマトさん…
お兄ちゃんたちのこと、お願い。
ティアマト
まかせて。
ヨファ
オスカーおにいちゃん…
ボーレ……死んじゃ…やだよ?
オスカー
ヨファ…
ボーレ
2人とも、辛気臭ぇ面すんなよ!
大丈夫だって、おれがいるんだからよぉ!
〜〜〜〜〜
ミスト
じゃあ、わたしたち…もう行くね。
アイク
ああ、くれぐれも気をつけるんだぞ。
エリンシア
傭兵団のみなさま…後でまた必ず…!
ご無事を信じています。
アイク
急ごう!セネリオ、どっちに行けばいい!?
セネリオ
来た道を戻り、東へ。増援が来る前に別働隊と合流しましょう。
グレイル傭兵団はクリミアの隣国、ガリアへ向かう。
ガリア王国は大陸西部の大樹海に興った獣牙族の王国であり、
現在は獅子王と通称されるカイネギス王の治世下にあった。
クリミア王国はベオクとラグズという種族差を乗り越え、
近年はぎこちないながらも友好的な関係を気づいており、
クリミア王ラモンとガリア王カイネギスは友人の関係にあったのである。
そのような縁の存在から、レニングはエリンシアにガリアに向かうよう言ったのだ。
あと少しでガリア領というところまで歩を進めた傭兵団だったが、
ここで団員らがデインの追っ手の存在に気づく。
軍師セネリオは樹海出口に待ち受ける部隊と迫撃部隊のはさみうちにあい、
傭兵団が全滅するという最悪のシナリオを避けるため、
傭兵団をふたつの隊に分けるという策を提案する。
グレイルをはじめとした精鋭で迫撃部隊を撹乱し、
その隙に、ミストやエリンシアなど戦えないものを含んだアイクの部隊が、
樹海出口の河に待ち受ける部隊を強行突破するという策である。
この策は採用され、別働隊はグレイル、シノン、ガトリーが務めることとなった。
アイクは別働隊の身を案じながらも彼らと別れるのであった。
辛くも待ち伏せ部隊を撃破し、傭兵団は安全なガリア領内へたどり着く。
しかし、合流する手はずとなっていた別働隊が追いついてこない。
すでにここは安全なガリア領である。
彼らの身を案じたアイクは、
エリンシアたちにガリア王宮に向かうよう言い残し、
別働隊と合流するため今きた道を駆け戻るのだった。
ラグズを嫌うシノンと説明するセネリオ
シノン
樹海なんてところは、オレたちデリケートな人間が来る所じゃねえんだよ。
半獣どもは平気らしいけどなぁ。
〜〜〜〜〜
シノン
なんだ、半獣を見たことねえのか?
オレはあるぜ。毛むくじゃらのやつをよぉ。
そりゃあ醜い姿で、鋭い爪と牙が……ぐいっと、こう、すごくてな。
オレたちと同じ言葉を話すっつっても、あれは獣だよ。本物のな。
セネリオ
“半獣”と呼ばれるものは、その特徴に応じて
【獣牙族】、【鳥翼族】、そして【竜鱗族】…
…この、3つに分類されます。
ガリアにいるのは、するどい牙を持つといわれる獣牙族ですね。
シノン
ここから東南の島々にゃ鳥の化け物、
南のゴルドアにゃ竜の化け物…ま、傭兵やる上で、知ってて当然の知識だ。
もっとも、アイクぼうやは、何も知らなかったみたいだがなぁ。
会議
グレイル
全員止まれ!
そろそろ、樹海を抜ける。隊形を組みなおすぞ!
ティアマト
デインの追っ手は、このまま見逃してはくれないでしょうね。
セネリオ
もう1度、仕掛けてくるのは間違いありません。
数が読めないのは辛いところですが。
グレイル
では、どう動くのが最善か――セネリオ、なにか策があるか?
セネリオ
……まったく戦えない者がいる以上、追いつかれれば苦しくなります。
戦える者で別働隊を作り敵をかく乱して時間をかせぐ。
その隙に本隊は全速力でガリアとの国境をこえる…
オスカー現れる
オスカー
戦力を割る?本体はともかく、
別働隊にかかる危険が高すぎないか?
セネリオ
…任務の完遂を考え、
犠牲を最小限に押さえるのであれば…この策しかありません。
おそらく樹海の出口でも待ちぶせがあります。
もし、このまま何もせず森を抜け、
追っ手と待ちぶせ部隊から、はさみうちにあえば…
我々は全滅します。
グレイル
…やってみるしかなさそうだな。
団長命令
グレイル
よし、隊をわける。別働隊は、俺1人でやる。
他はエリンシア姫を守って全力でガリア領へ行け、いいな!
アイク
親父!? 無茶だ、いくらなんでも……!
グレイル
心配はいらん。
アイク、おまえは生きてガリアへたどり着くことだけを考えろ。
アイク
親父……
グレイル
いいか、多分これが、
俺たち傭兵団にとってこれまでで最大の戦いとなるだろう。
命令は1つだけだ。
誰も死ぬな!
血の繋がりがあるとかないとかそんなことは、どうでもいい。
俺たちは、1つの家族だと思え。
家族を悲しませたくなければ生き延びろ!
本隊は、アイクが指揮をとれ。
ティアマトが補佐だ。では、行け! ガリアで会おう!!
ガリア到着
ミスト
ここが、ガリアなんだ?
わたしたち、助かったんだよね?なんか…実感ないかも。
エリンシア
本当に、みなさんのおかげです…
ありがとうございます…
〜〜〜〜〜
セネリオ
安心するのは、まだ早いですよ。別働隊が追いついてこない…
〜〜〜〜〜
アイク
…エリンシア姫、1度、ここで別れよう。
エリンシア
ど、どういう意味ですか?
アイク
俺たちは、仲間を助けに戻る。
だから、あんたはミストたちといっしょに、このままガリア王宮へ向かってくれ。
ミスト
お兄ちゃん!?いやよ、わたしも残る!
アイク
聞け、ミスト!みんなが生き残るためなんだ!
ミスト
…う……!
アイク
親父たちといっしょに、すぐに追いかける!
心配するな。俺も親父も…約束をやぶったことないだろう?
ミスト
……う、うん。じゃあ、先にいってる……
ティアマト
いい子ね、ミスト。すぐにまた会えるわ。
ミスト
うん。ティアマトさん…
お兄ちゃんたちのこと、お願い。
ティアマト
まかせて。
ヨファ
オスカーおにいちゃん…
ボーレ……死んじゃ…やだよ?
オスカー
ヨファ…
ボーレ
2人とも、辛気臭ぇ面すんなよ!
大丈夫だって、おれがいるんだからよぉ!
〜〜〜〜〜
ミスト
じゃあ、わたしたち…もう行くね。
アイク
ああ、くれぐれも気をつけるんだぞ。
エリンシア
傭兵団のみなさま…後でまた必ず…!
ご無事を信じています。
アイク
急ごう!セネリオ、どっちに行けばいい!?
セネリオ
来た道を戻り、東へ。増援が来る前に別働隊と合流しましょう。
ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 シナリオ解説 五章「脱出」
2011.07.07 Thu
五章「脱出」
驚愕の事実が判明した。
アイクが街道で保護した女性の真の名前はエリンシア・リデル・クリミア、
クリミア国王ラモンの実子だったのだ。
ラモン王に子はいなかったはず、と訝しむグレイルに対し、
エリンシアは自分は存在を秘される存在だったと答える。
子どもがなかなか生まれなかったラモン王が、
次期国王に弟のレニングを就かせることを決定した後に生まれた実子が
エリンシアであり、無用な政争を避けるため、
彼女は幼い頃から離宮で生活してきたのだという。
そして彼女によって、国王夫妻がデイン国王アシュナードの手にかかり、
惨殺されたことが知らされる。
王宮から逃げ延びる際、エリンシアはレニングの指示に従い、
クリミアの同盟国であるガリアに向かったのだが、
途中でデイン兵に見つかったため戦闘が発生し、護衛騎士団は壊滅。
なんとか逃げ延びたエリンシアは件の茂みで行き倒れ、
そこを発見したのがアイク達傭兵団であったらしい。
クリミアで政争が起きた場合に、
エリンシアがラモン王の実子であることを証明してもらうため、
彼女は各国の王族にのみ存在を知られていた。
今はそれが仇となり、彼女の命を狙うアシュナードに追われているという。
時をおかずして傭兵団の砦は追っ手のデイン軍に包囲されてしまう。
デイン軍の王女を引き渡せとの通告に対し、
団長グレイルが団員全員の意見を集めると、団は
アイク、ティアマト、オスカー、ボーレ、キルロイ、
ミスト、ヨファの通告拒否派と、
セネリオ、シノンの通告賛成派に分かれる。
結果、グレイルは王女を護衛してガリアまで逃げ延びることを決定する。
デイン軍を撃破した傭兵団はクリミア王国を脱出し、ガリアに向かう。
そのころ敗残兵により、王女を追っていたデイン軍の一隊が、
傭兵団に壊滅させられたことが、デイン王国【四駿】のプラハに知らされる。
プラハは王女を捕らえるため、傭兵団の追跡を開始する。
プラハ
四駿唯一の女将軍であり、女性らしからぬ荒々しい言動と傲岸不遜な性格が特徴的。
彼女の称号【四駿】とは、徹底した実力主義を敷くデイン王国内でも、
特に高い実力を持つ四将軍の通称である。
ガリア王国
獅子王と呼ばれるカイネギス王が治める獣牙族の王国。
ラグズとベオクという種族の差はあれど、
クリミア王ラモンの歩み寄りによって、
近年はぎこちないながらもクリミアと友好的な関係を結んでいた。
しかし、住民たちの差別意識は根強く、
未だクリミア国内には彼らを「半獣」と蔑む人間が少なからず存在する。
ダッコーワ
傭兵団の砦を襲撃したデイン軍の一隊の将。
このマップの勝利条件は一定ターンを持ちこたえるというものなのだが、
彼がいる場所まで斬り込んでいって彼を仕留めてしまっても勝利条件を満たせる。
ちなみに一定ターン数を持ちこたえた場合は、
彼の退却によって戦闘が終了するが、
その場合は腹を立てたプラハに処刑されてしまう。
つまりどっちみち生き残る道はないかわいそうな敵将である。
エリンシア
エリンシア
……私を救ってくださった、あなた方を…信じます。
私は、エリンシア・リデル・クリミア。クリミア王ラモンの娘です。
〜〜〜〜〜
グレイル
そいつは、妙な話だな。
クリミア王に子供がいたなど聞いたことがないぞ。
エリンシア
…それは…そうでしょうね。私の存在は、公にされていませんから。
アイク
なぜだ?
エリンシア
国の混乱を避けるためです。
私は、次期国王にレニング叔父様を、と決定された後に生まれたのです。
ですから……
グレイル
王位継承で骨肉の争いを避けるため、か。
ふん、ありそうな話だな。
それじゃあ、あんたが仮に本物のクリミア王女だとしよう。
国王や王弟がどうなったか知っているなら、教えてもらいたい。
エリンシア
……………父も母も……亡くなりました……
デイン国王アシュナードの手にかかって…
レニング叔父様と王宮騎士団の者は、
今尚、デイン勢を相手に戦っているのだと…思います。
〜〜〜〜〜
エリンシア
……私は、城の外へ逃れました……レニング叔父さまの言いつけに従って
ガリア王国へ向かうために……
〜〜〜〜〜
エリンシア
…国王カイネギス様が、
私たちを受け入れてくれるはずだから、
先に向かうようにと……
でも、デイン兵に見つかり護衛の騎士たちを失いました……
今、私の命があるのも……
……騎士たちが…その命をかけて……
……………………
アイク
……デイン王は、あんたのことを知っているのか?
エリンシア
はい。何か起きた時のため、各国の王族にのみ知らされていると聞きます。
グレイル
ならば、今も血眼になってあんたを捜しているということか…
〜〜〜〜〜
エリンシア
グレイル様、アイク様…あなたがたは傭兵だとおっしゃいましたね?
私を…ガリアへ逃がしていただけませんか?
お願いします! 私には…もう…頼る相手がいないのです。
みんなの意見
グレイル
団そのものを左右する問題だ。ここにいる全員の意見を聞きたい。
まずは、ティアマト。
ティアマト
今回の戦いは、デインに非があります。
それを承知で味方すれば、団の名に傷がつくでしょう。
将来、依頼主たちに与える信用を考えても、
ここはクリミア王女を送り届け、名声を高めるべきだと考えます。
グレイル
セネリオはどうだ。
セネリオ
考えるまでもありません。王女をデインに引き渡すべきです。
グレイル
義はクリミアにあってもか?
セネリオ
われわれは傭兵です。傭兵は利によって動くもの。
わが団の安全を確保し、さらに勝者のデインに恩を売る。
これほど利のある話もないと思われますが。
グレイル
シノン、ガトリー?
シノン
セネリオのガキは気にくわねえが、そっちに賛成。
大体、行き先がガリアって時点でありえねぇ話だ。
あんな半獣どもの国、いくら金積まれてもごめんこうむりますよ。
ガトリー
エリンシア姫か〜…ああいう美女って感じも悪くないんだけど、
好みとしては、もうちょい可愛いほうが、こう…じゃなくって!
おれは団長が決めたことに従います! はい。
グレイル
オスカー、ボーレおまえたちは?
オスカー
副長の意見に賛成です。
…王女をデインに引き渡すということは、
その命をも引き渡すことになりますから。
ボーレ
おれも、助ける方に賛成。そっちの方が、だんぜんカッコいいって!
グレイル
キルロイ、おまえは?
キルロイ
僕は…彼女が王女であるかどうかは関係ないと思います。
困っている人を見捨てることなど…すべきではないと…そう考えます。
ヨファ
そうだよ!助けてあげようよ!
ミスト
わたしからも、お願い!
グレイル
アイク、おまえはどうだ?
アイク
…ティアマトの意見に賛成だ。王女を助け、ガリアを目指そう。
グレイル
なるほど。みんなの意見はよく分かった。
……では、決を伝える。
グレイル
われわれは、王女をガリアまで護衛する。
セネリオ
……
シノン
…ちっ。
ミストとエリンシアと輝くメダリオン
ミスト
うーん なんか申し訳ないなぁ。エリンシアさまにまで手伝わせるなんて。
エリンシア
気にしないで、ミストちゃん。
それより、かえって足手まといになっていないといいんだけど……
ミスト
全っ然!わたしなんかより、
よっぽどテキパキしてて助かります!!
でも…お姫様って、こんなに何でもできるものなんですか?
エリンシア
フフ 私は離宮育ちだから、普通のお姫様の生活とは違ったのかも。
お料理、お洗濯、お裁縫…なんでもしたのよ。
ミスト
へぇ〜 意外だなあ。そんな風には見えないです。
エリンシア
他にも、乗馬や剣の稽古だって……
あら、ミストちゃん。その胸元は……?
ミスト
え!? あ、えと…
エリンシア
?
ミスト
……エリンシアさまになら、見せてもいいかな……
エリンシア
まぁ…青銅の…メダリオンね?この光は何かしら。
ミスト
お母さんの形見なんですけど。うーん…なんだろ、この光?
今までこんなことなかったのになぁ。このあいだ、とつぜん光りだして…
エリンシア
不思議なこともあるのね。だけど…… とてもきれいな光。
ミスト
ほんと、なんなんでしょう?
プラハとその副官イナ
プラハ
はぁ!? 今なんて言ったんだい?
あたしの耳はおかしくなったのかねぇ、「逃げられた」って、そう聞こえたよ。
ダッコーワ
プ、プラハ将軍。まことに面目なく……
プラハ
面目? そんなのどうだっていいんだよ。デイン軍規を忘れたとは言わせないよ。
成功か失敗。生か死。おい、おまえ、こいつを連れて行きな!
デイン兵
はっ!さあ、来い。
ダッコーワ
お、お待ちください!プラハ将軍、お慈悲を……!!
プラハ
ったく。どいつもこいつも、まともに使えないねぇ。
イナ!
プラハ
小娘と傭兵団を追うにはどっちに向かえばいいか考えな。
イナ
………クリミア王都メリオルは既にアシュナード様の手中……
クリミア軍残党も残りわずか…
…すなわち、王女の逃亡先は、南のガリア王国しか考えられません。
プラハ
ハッ 亡き国王ともども親子そろって、
あの毛だらけ“半獣”と慣れあおうってわけかい。
まったく物好きにも限度ってもんがあるだろうに。
イナ
ガリア領内に逃げこまれると…
王女を捕らえることは、困難になります。
…護衛についたという傭兵団は…あなどれない相手のようです。
至急、情報を集めて…
プラハ
その必要はない。王女追跡には、あたしがでる。
イナ
プラハ将軍、御自ら…ですか?
プラハ
王女の行き先がわかってんなら、
小細工は不要だ。追いかけて潰せばいい。
傭兵団? ハッ それがどうしたってんだい。
このプラハ様が出向くんだ。
どんな相手だろうと、しくじりようがないさ。ククク……
驚愕の事実が判明した。
アイクが街道で保護した女性の真の名前はエリンシア・リデル・クリミア、
クリミア国王ラモンの実子だったのだ。
ラモン王に子はいなかったはず、と訝しむグレイルに対し、
エリンシアは自分は存在を秘される存在だったと答える。
子どもがなかなか生まれなかったラモン王が、
次期国王に弟のレニングを就かせることを決定した後に生まれた実子が
エリンシアであり、無用な政争を避けるため、
彼女は幼い頃から離宮で生活してきたのだという。
そして彼女によって、国王夫妻がデイン国王アシュナードの手にかかり、
惨殺されたことが知らされる。
王宮から逃げ延びる際、エリンシアはレニングの指示に従い、
クリミアの同盟国であるガリアに向かったのだが、
途中でデイン兵に見つかったため戦闘が発生し、護衛騎士団は壊滅。
なんとか逃げ延びたエリンシアは件の茂みで行き倒れ、
そこを発見したのがアイク達傭兵団であったらしい。
クリミアで政争が起きた場合に、
エリンシアがラモン王の実子であることを証明してもらうため、
彼女は各国の王族にのみ存在を知られていた。
今はそれが仇となり、彼女の命を狙うアシュナードに追われているという。
時をおかずして傭兵団の砦は追っ手のデイン軍に包囲されてしまう。
デイン軍の王女を引き渡せとの通告に対し、
団長グレイルが団員全員の意見を集めると、団は
アイク、ティアマト、オスカー、ボーレ、キルロイ、
ミスト、ヨファの通告拒否派と、
セネリオ、シノンの通告賛成派に分かれる。
結果、グレイルは王女を護衛してガリアまで逃げ延びることを決定する。
デイン軍を撃破した傭兵団はクリミア王国を脱出し、ガリアに向かう。
そのころ敗残兵により、王女を追っていたデイン軍の一隊が、
傭兵団に壊滅させられたことが、デイン王国【四駿】のプラハに知らされる。
プラハは王女を捕らえるため、傭兵団の追跡を開始する。
プラハ
四駿唯一の女将軍であり、女性らしからぬ荒々しい言動と傲岸不遜な性格が特徴的。
彼女の称号【四駿】とは、徹底した実力主義を敷くデイン王国内でも、
特に高い実力を持つ四将軍の通称である。
ガリア王国
獅子王と呼ばれるカイネギス王が治める獣牙族の王国。
ラグズとベオクという種族の差はあれど、
クリミア王ラモンの歩み寄りによって、
近年はぎこちないながらもクリミアと友好的な関係を結んでいた。
しかし、住民たちの差別意識は根強く、
未だクリミア国内には彼らを「半獣」と蔑む人間が少なからず存在する。
ダッコーワ
傭兵団の砦を襲撃したデイン軍の一隊の将。
このマップの勝利条件は一定ターンを持ちこたえるというものなのだが、
彼がいる場所まで斬り込んでいって彼を仕留めてしまっても勝利条件を満たせる。
ちなみに一定ターン数を持ちこたえた場合は、
彼の退却によって戦闘が終了するが、
その場合は腹を立てたプラハに処刑されてしまう。
つまりどっちみち生き残る道はないかわいそうな敵将である。
エリンシア
エリンシア
……私を救ってくださった、あなた方を…信じます。
私は、エリンシア・リデル・クリミア。クリミア王ラモンの娘です。
〜〜〜〜〜
グレイル
そいつは、妙な話だな。
クリミア王に子供がいたなど聞いたことがないぞ。
エリンシア
…それは…そうでしょうね。私の存在は、公にされていませんから。
アイク
なぜだ?
エリンシア
国の混乱を避けるためです。
私は、次期国王にレニング叔父様を、と決定された後に生まれたのです。
ですから……
グレイル
王位継承で骨肉の争いを避けるため、か。
ふん、ありそうな話だな。
それじゃあ、あんたが仮に本物のクリミア王女だとしよう。
国王や王弟がどうなったか知っているなら、教えてもらいたい。
エリンシア
……………父も母も……亡くなりました……
デイン国王アシュナードの手にかかって…
レニング叔父様と王宮騎士団の者は、
今尚、デイン勢を相手に戦っているのだと…思います。
〜〜〜〜〜
エリンシア
……私は、城の外へ逃れました……レニング叔父さまの言いつけに従って
ガリア王国へ向かうために……
〜〜〜〜〜
エリンシア
…国王カイネギス様が、
私たちを受け入れてくれるはずだから、
先に向かうようにと……
でも、デイン兵に見つかり護衛の騎士たちを失いました……
今、私の命があるのも……
……騎士たちが…その命をかけて……
……………………
アイク
……デイン王は、あんたのことを知っているのか?
エリンシア
はい。何か起きた時のため、各国の王族にのみ知らされていると聞きます。
グレイル
ならば、今も血眼になってあんたを捜しているということか…
〜〜〜〜〜
エリンシア
グレイル様、アイク様…あなたがたは傭兵だとおっしゃいましたね?
私を…ガリアへ逃がしていただけませんか?
お願いします! 私には…もう…頼る相手がいないのです。
みんなの意見
グレイル
団そのものを左右する問題だ。ここにいる全員の意見を聞きたい。
まずは、ティアマト。
ティアマト
今回の戦いは、デインに非があります。
それを承知で味方すれば、団の名に傷がつくでしょう。
将来、依頼主たちに与える信用を考えても、
ここはクリミア王女を送り届け、名声を高めるべきだと考えます。
グレイル
セネリオはどうだ。
セネリオ
考えるまでもありません。王女をデインに引き渡すべきです。
グレイル
義はクリミアにあってもか?
セネリオ
われわれは傭兵です。傭兵は利によって動くもの。
わが団の安全を確保し、さらに勝者のデインに恩を売る。
これほど利のある話もないと思われますが。
グレイル
シノン、ガトリー?
シノン
セネリオのガキは気にくわねえが、そっちに賛成。
大体、行き先がガリアって時点でありえねぇ話だ。
あんな半獣どもの国、いくら金積まれてもごめんこうむりますよ。
ガトリー
エリンシア姫か〜…ああいう美女って感じも悪くないんだけど、
好みとしては、もうちょい可愛いほうが、こう…じゃなくって!
おれは団長が決めたことに従います! はい。
グレイル
オスカー、ボーレおまえたちは?
オスカー
副長の意見に賛成です。
…王女をデインに引き渡すということは、
その命をも引き渡すことになりますから。
ボーレ
おれも、助ける方に賛成。そっちの方が、だんぜんカッコいいって!
グレイル
キルロイ、おまえは?
キルロイ
僕は…彼女が王女であるかどうかは関係ないと思います。
困っている人を見捨てることなど…すべきではないと…そう考えます。
ヨファ
そうだよ!助けてあげようよ!
ミスト
わたしからも、お願い!
グレイル
アイク、おまえはどうだ?
アイク
…ティアマトの意見に賛成だ。王女を助け、ガリアを目指そう。
グレイル
なるほど。みんなの意見はよく分かった。
……では、決を伝える。
グレイル
われわれは、王女をガリアまで護衛する。
セネリオ
……
シノン
…ちっ。
ミストとエリンシアと輝くメダリオン
ミスト
うーん なんか申し訳ないなぁ。エリンシアさまにまで手伝わせるなんて。
エリンシア
気にしないで、ミストちゃん。
それより、かえって足手まといになっていないといいんだけど……
ミスト
全っ然!わたしなんかより、
よっぽどテキパキしてて助かります!!
でも…お姫様って、こんなに何でもできるものなんですか?
エリンシア
フフ 私は離宮育ちだから、普通のお姫様の生活とは違ったのかも。
お料理、お洗濯、お裁縫…なんでもしたのよ。
ミスト
へぇ〜 意外だなあ。そんな風には見えないです。
エリンシア
他にも、乗馬や剣の稽古だって……
あら、ミストちゃん。その胸元は……?
ミスト
え!? あ、えと…
エリンシア
?
ミスト
……エリンシアさまになら、見せてもいいかな……
エリンシア
まぁ…青銅の…メダリオンね?この光は何かしら。
ミスト
お母さんの形見なんですけど。うーん…なんだろ、この光?
今までこんなことなかったのになぁ。このあいだ、とつぜん光りだして…
エリンシア
不思議なこともあるのね。だけど…… とてもきれいな光。
ミスト
ほんと、なんなんでしょう?
プラハとその副官イナ
プラハ
はぁ!? 今なんて言ったんだい?
あたしの耳はおかしくなったのかねぇ、「逃げられた」って、そう聞こえたよ。
ダッコーワ
プ、プラハ将軍。まことに面目なく……
プラハ
面目? そんなのどうだっていいんだよ。デイン軍規を忘れたとは言わせないよ。
成功か失敗。生か死。おい、おまえ、こいつを連れて行きな!
デイン兵
はっ!さあ、来い。
ダッコーワ
お、お待ちください!プラハ将軍、お慈悲を……!!
プラハ
ったく。どいつもこいつも、まともに使えないねぇ。
イナ!
プラハ
小娘と傭兵団を追うにはどっちに向かえばいいか考えな。
イナ
………クリミア王都メリオルは既にアシュナード様の手中……
クリミア軍残党も残りわずか…
…すなわち、王女の逃亡先は、南のガリア王国しか考えられません。
プラハ
ハッ 亡き国王ともども親子そろって、
あの毛だらけ“半獣”と慣れあおうってわけかい。
まったく物好きにも限度ってもんがあるだろうに。
イナ
ガリア領内に逃げこまれると…
王女を捕らえることは、困難になります。
…護衛についたという傭兵団は…あなどれない相手のようです。
至急、情報を集めて…
プラハ
その必要はない。王女追跡には、あたしがでる。
イナ
プラハ将軍、御自ら…ですか?
プラハ
王女の行き先がわかってんなら、
小細工は不要だ。追いかけて潰せばいい。
傭兵団? ハッ それがどうしたってんだい。
このプラハ様が出向くんだ。
どんな相手だろうと、しくじりようがないさ。ククク……

